裏側の装置をつける5ステップ

裏側の装置をつける5ステップ

1.裏側矯正の治療開始!

治療の最初のステップは「裏側矯正の装置」を装着することです。
みなさん初めてのことなので、若干緊張気味です。
「裏側矯正の装置って、歯を削ってつけるのですか?」
「つけている最中はどのくらい痛いの?」

安心してください。裏側矯正の装置をつける過程で「痛み」はありません。
所用時間も30分程度です。
今回は気になる「裏側矯正の装置を装着する手順」について解説します。

2.裏側矯正の装置

裏側矯正の装置は「ブラケット=ワイヤーを通すためのアタッチメント」と「アーチワイヤー=歯を動かす力(矯正力)を発生させる動力源」の2つから構成されます。
これにゴムやバネなどの補助装置を追加することで、歯を3次元的にコントロールしていきます。

3.裏側矯正の装置を装着する手順

3-1.歯面のクリーニング

専用のペーストとブラシで歯面をクリーニングします。
エナメル質表面のバイオフィルム(口腔内細菌によって作られている膜)をキレイに除去します。

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3-2.エッチング

ブラケットを装着する歯の裏側の面に、エッチング(リン酸処理剤)を塗布し、エナメル質表面を脱灰し(粗造にする)接着剤がつきやすくします。

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3-3.エッチング後のエナメル質表面

白い部分が脱灰したエナメル質です。治療後は速やかに再石灰化します。

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3-4.ブラケットと歯面に接着剤をつけます。

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3-5.ブラケット装着

カスタマイズされたブラケットをコア(ブラケットを歯の適切な位置に付けるためのガイド)を用いて歯面に位置づけます。

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3-6.光照射よる接着剤の硬化

紫外線を照射することで、3秒程で接着剤が硬化します。

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3-7. 装着されたブラケット

接着剤が硬化したら、ブラケットの外側のガイド(コア)を外します。
歯面にはブラケットだけが残ります。

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3-8.装着された裏側矯正装置

ブラケットにワイヤーを通して完成です。

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奥歯に付いている青いセメントは、下の前歯と上のブラケットがぶつからないようにするための工夫です。
装置はほとんど目立ちません!

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4 まとめ

安心していただけましたか?
裏側矯正を専門に行っているクリニックであれば、スムーズに装置を装着することができます。

「裏側矯正の装置の装着」について見えてきましたか?

(文・監修/医療法人社団Synchronize SYNC横浜元町矯正歯科 小玉晃平 KOHEI KODAMA,D.D.S.)
 

Dirima/Shutterstock.com

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