歯を抜いた隙間はどうするの?

歯を抜いた隙間はどうするの?

裏側矯正を選んだ以上は、できるだけ目立たずに治療したいですよね!
これは、裏側矯正治療のすべてのステージにおいて配慮されるべきことです。

当然、抜歯をした際の隙間は気になるはず。
人によっては、歯を抜いた隙間から「息もれして話しにくい」ということもあります。
矯正治療で歯を抜く場合、一番よく選ばれるのが「前から4番目の第1小臼歯」です。
ちょっと鏡の前でスマイルしてみてください。
人により「口の大きさや広角の上がり方」が違うので一概には言えませんが、4番目を抜歯したら、、、ちょっと隙間が目立ちそうですね。

1 テックとは

でもご安心ください。SYNCでは抜いた隙間が極力目立たないように「テック(仮歯)」をお付けします。
例えば4番目を抜歯した場合には、5番目の歯(第2小臼歯)の近心(手前側)にプラスチック製の歯(表面が歯の形をしていますが、厚みがないダミーのようなものです)を接着します。

2 テックのメリット

2-1 見た目の改善

丁寧につけられたテックはまるで天然の歯のように見えます。
見た目の審美性を保ったまま、矯正治療を進めたい人の希望十分かなっているでしょう。

2-2 息漏れの改善

抜歯した隙間がそのままの場合、発音の際に息漏れしてうまく話せないことがあります。テックをつけることで息漏れも断然少なくすることができます。

3 テックの限界

3-1 咬まないでください!

テックは裏側矯正の治療中の見た目を損なわないようにするのが目的です。物を咬むのには適していません。厚みがなく、強度も天然の歯より非常に弱いので、無理な力を加えるととれてしまいます。お食事中はくれぐれも気をつけてくださいね。

3-2 少しだけ隙間があります

丁寧に作られたテックは、遠目からは天然の歯があるように見えます。
SYNCではスタッフがテックを作ってくれます。臨床経験20年以上の私から見ても、みんな本当に上手にセンス良く作ってくれます。

しかし!
テックは天然の歯のように、隣の歯とピッタリとコンタクトはしていません。抜歯した隙間は「歯を動かすための隙間」なので、歯が動いてくる部分は2mm程度削って隙間を開ける必要があります。
例えば、4番目を抜歯した場合では、3番目の歯をこの隙間に動かします。そのためテックの近心(3番目側)には隙間を作らなくてはなりません。
イメージできますか?
また、歯茎側にも隙間を作ります。これは清掃性に配慮したものです。

SYNCでは見た目を損なわずに裏側矯正が行えるように、できるだけの配慮をしています。
テックについて見えてきましたか?

(文・監修/医療法人社団Synchronize SYNC横浜元町矯正歯科 小玉晃平 KOHEI KODAMA,D.D.S.)

Robert Przybysz/Shutterstock.com

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